個人再生で外車などの高級車の取り扱いは?久我山左近が詳しく解説!

民事再生ドットコム

こんにちは、「民事再生ドットコム」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。

自動車が趣味な方は今でも多くいらっしゃいますので、借金の返済に困って債務整理を検討する段階になっても思い入れのある自動車だけは手放したくない方も多くいらっしゃるでしょう!また、そういった方は外車などの高級車を所有していることもあります。

今回のコラムでは、個人再生での外車などの高級車の取り扱いについて、また自動車をお手元に残す方法についても債務整理に詳しい司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

この記事を読むと、個人再生と高級な自動車の関係についての正しい知識を身に付けることができますので、ぜひ最後までご覧になってください。

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目次

個人再生で高級な自動車は残すことができる?久我山左近が解説します!

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現在でも自動車が趣味という方は多くいらっしゃいますので、債務整理の手続きを検討していても思い入れのある自動車は手放したくないと考えている方は多いと思います。

今回のコラムでは、個人再生と外車などの高級車の取り扱いについて、また自動車をお手元に残す方法についても債務整理に詳しい司法書士がわかりやすく解説いたします。

個人再生は財産を処分する必要がありませんので、自動車を残すことができます。

個人再生の手続きはご自身の借金の総額を約5分の1と大幅に減額することを裁判所から認めてもらい、その減額した借金を原則3年間で返済して解決する手続きです。500万円の借金であれば5分の1100万円まで減額することができますので、かなり大きな借金減額の効果があります。

また、個人再生は自己破産とは違ってご自身の財産を処分する必要がありませんので、原則としては自動車をご自身のお手元に残すことが可能です。

ただし、それがメルセデスベンツやBMW、アウディのような外車やレクサスのような高級車だと、少し状況が変わってきます。個人再生は大幅に借金を減額することができる手続きなのですが、仮にご自身に高額な不動産などの財産がある場合は借金を減額しなくても、その不動産を売却して返済すればいいということになってしまいます。これを「清算価値保障原則」といいます。

高級な外車などの自動車も不動産と同じ財産になりますので、仮に個人再生で500万円の借金を100万円まで減額したとしても、ご自身が所有する高級な自動車の価値が300万円だった場合には減額された100万円ではなく、ご自身の自動車の価値である300万円は返済しなければならないということです。

結論になりますが、高級な外車などの自動車がある場合の個人再生は通常の場合よりは借金の減額ができなくなるといったデメリットはありますが、思い入れのある自動車をお手元に残すことができるというメリットもあります。ただし、あまり自動車が高額だと個人再生をする意味がなくなってしまいますので、もしご自身が高級な外車などの自動車を所有していましたら当事務所

自動車ローンがある場合はローン会社に引き揚げられてしまいます。

ここまで、個人再生であればご自身の所有する財産を処分されることはないという説明をしてきましたが、自動車ローンがある場合は状況が違ってきます。

自動車をディーラーで購入する場合は、自動車の車検上の所有者はご自身ではなくローン会社になっていて、自動車の使用者がご自身になっています。この仕組みを「所有権留保」といい、もしもローンの返済が滞った場合は自動車を処分してローンの残金を清算いたします。

ですから、もし自動車ローンがあるケースで個人再生をしてしまうとご自身のお手元に自動車を残すことはできません。自動車ローンがある場合で、どうしてもお手元に自動車を残したい場合は個人再生ではなく、任意整理がベストな選択になります。任意整理の手続きは、整理する借金を自由に選択することができますので、自動車ローンを除いてそれ以外の借金のみを任意整理することが可能です。自動車ローンは今まで通りに支払いを続けますので、思い入れのある自動車をご自身のお手元に残すことが可能です。

次が、銀行などのカーローンで自動車を購入された場合だと所有権はご自身になっていますので、個人再生をしても原則として自動車が引き揚げられることはありません。

ここまで解説をしてきましたが、高級な外車などの高級車を所有していても自動車ローンがなければ個人再生をしても自動車をご自身のお手元に残すことが可能です。もし、自動車ローンがある場合は個人再生ではなく、任意整理を選択することで同じようにお手元に自動車を残すことができます。

それでは、ここまでで今回の記事の「個人再生で外車などの高級車の取り扱いは?久我山左近が詳しく解説!」というテーマの解説は以上になります。

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それでは、司法書士の久我山左近でした。

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